韓国で日本のテレビを見る方法！リアルタイムで無料で視聴は可能か？

急な出張や旅行により韓国での生活を送る事になった際、「日本のテレビを見たい」と思った事はありませんか？

韓国のテレビにも面白い番組は多いですが、海外生活に疲れると日本のテレビが恋しくなるという声もよく聞かれます。

また外に出ると韓国語がありふれた日常なので、家の中で日本語で放送されている番組を見たいと思うのは不自然ではないでしょう。

手軽にチェックできる機会が減ってしまうので、好きなアーティストや話題のドラマは日本にいない時でも欠かさずチェックしたくなるものです。

韓国から日本の地上波放送を見るのは不可能ですが、有料VPNを使う事でこの問題を解決できるようになります。

手続きも簡単なので時間をかけず、日本で放送されたばかりの番組も気軽に視聴できます。

今回は韓国からおすすめの有料VPN5選で日本のテレビを視聴する方法に加え、接続できない時の解消法や無料VPNの危険性についても紹介します。

　　

日本のテレビを韓国で見る方法をいますぐ見る 

日本のテレビが韓国から視聴できない理由は著作権や権利が関係している

日本のテレビが韓国から視聴できない理由は、著作権や権利によるものです。

韓国から日本のテレビ局にアクセスしようとすると、「動画を再生できません。お住いの地域では公開されていません」というエラーメッセージが表示されます。

日本のテレビの配信地域は当然ながら日本に限定されているので、韓国を始めとした海外諸国からは見れないようになっています。

指定された国以外ではジオブロックによりアクセスが制限されているので、韓国からのアクセスを受け付けないという仕組みです。

もし韓国でも放送する場合は、日本での著作権をクリアする必要があります。

　　

ジオブロックでアクセス制限されている

韓国から日本のテレビが視聴できない問題は、地域制限（ジオブロック）と呼ばれる現象によるものです。

地域制限(ジオブロック)とは

ジオブロックとは、IPアドレス（ネット上の住所）でどこの国からのアクセスかを判定して使用を制限する仕組みです。

この制限は、ウェブサイトやオンラインサービスがユーザーのIPアドレスを特定し、その情報を元にユーザーの位置を判断することで成り立っています。

このような地域制限は、著作権やライセンス契約、各地域の法律や規則などの様々な要因によって設定されることがあります。

　　

日本のテレビを韓国で見る方法！VPNを使うことで韓国からでも視聴可能

日本のテレビは、視聴可能な国からのアクセスかどうかをインターネットの住所を示すIPアドレスによって判断しています。

例えば韓国のインターネットを使うと、日本のテレビは、このIPアドレスによって韓国からのアクセスだと判断するので、コンテンツを見れないようにブロックしてしまうのです。

VPN接続すれば韓国から日本のテレビを観れる

韓国から日本のテレビを見る場合はVPNの利用がおすすめです。

VPNは「仮想専用線」といわれており、韓国から日本のサービスを利用する際に、日本のサーバーを経由してアクセスできるため、日本のテレビなど韓国からは利用ができないサービスでも使えるようになります。

ウェブサイトやアプリケーションはIPアドレスからアクセス元を判別するので、VPNでIPアドレスを変更すれば、韓国ではなくVPNで接続したサーバーの国からアクセスしているように装えます。

つまり外部には日本からのアクセスだと判断されるので、日本のテレビが自由に観れるという訳です。

VPNはパソコンやスマホなど、お手持ちのデバイスで簡単に接続できるので、ダウンロード後はまるで自分が日本にいるかのように快適に利用できます。

またVPNを通っている間のデータは全て暗号化されるので、他人にデータを盗まれる心配もありません。

更にウイルスソフトとの併用が可能で、より強固になったセキュリティで安全性が高まるでしょう。

　　

VPNとは

VPNとは、「Virtual Private Network（バーチャルプライベートネットワーク​）」の略称で、日本語では「仮想専用回線」を意味します。

これは、特定のユーザーだけが利用できる専用回線を仮想的に構築する技術を指します。VPN接続では、世界中に配置されたVPNサーバーを経由してインターネットに接続する仕組みになっています。

VPN接続では、VPNサーバーを経由してインターネットに接続します。

このVPNサーバーは日本国内だけでなく、世界中に設置されています。イメージとしてはトンネルのようなもので、トンネルの入り口と出口には専用の合言葉が設定されており、それを知らなければトンネルに入ることも出ることもできません。

つまり、簡単にアクセスすることはできない仕組みです。

トンネル内の情報は暗号化されており、他人がそれを読み取ることはできないため、安全性が非常に高いです。

VPN接続は日本では合法！違法性について

日本国内でVPN接続サービスを利用することは合法であり、法律違反にはなりません。

しかしながら、VPNを利用して「薬物に関する犯罪」「著作権侵害」「ウイルスの拡散」などの行為を行うことは違法であり、厳しく処罰されます。

日本では、著作権を侵害するファイルのダウンロードは違法です。違法ダウンロードは法的に処罰される可能性があるため、絶対に行わないでください。

　　

日本のテレビを韓国で見るのにおすすめのVPN5選

日本のテレビを韓国で見るために、おすすめのVPNを5つ紹介します。

スイカVPN

スイカVPNは海外在住者向けのVPNで、日本の動画サイトやゲームサイトの視聴といった使い道が多いです。

世界45都市に全50台のサーバーを提供しており、どこにいても希望する国と同じネット環境を再現します。

マイページから契約期間の確認やプランの変更ができるので、延長したくなった場合でも手軽に実行できます。

通信速度は業界内トップクラスを誇り、データ通信料の制限もないので、非常に扱いやすいです。

　　

NordVPN

NordVPNは比較的低価格ながら、安定した高速通信を実現しているVPNです。

その秘密は「NordLynx（ノードリンクス）」と呼ばれる独自プロトコルにあり、世界最高を誇る通信速度のお陰で常に安定した状態で視聴できます。

全世界で1500万人が利用しており、VPN市場でも圧倒的なシェアを占めている事から、業界大手の安心感を得たい方にもおすすめです。

AmazonプライムやHuluなど、様々なストリーミングサービスで利用できるので、一度契約すればアクセス制限もまとめてクリアできます。

　　

ExpressVPN

ExpressVPNは安定した通信速度と高いセキュリティレベルを両立させたVPNです。

イギリス領ヴァージン諸島に拠点を置くVPNであり、NordVPN同様に世界中で愛用されています。

またセキュリティレベルの高いプロトコルを採用しているので、ストリーミングサービスの視聴のみならず、リモートワークや分散型オフィスなどビジネスシーンでも安心して利用もできます。

月額料金は1,001円からと高めですが、通信にストレスを感じることなく利用できると考えれば、納得の料金設定と言えるでしょう。

　　

Surfshark

Surfsharkは低価格ながら、同時接続デバイス数に制限のないVPNです。

料金設定がとにかく安く、24ヶ月プランなら月額換算で308円と、長期間VPNを利用したい方におすすめです。

「同時接続デバイス数が無制限」というのは他のVPNにはないメリットであり、表示や各種機能利用によるレスポンスに引っかかりやすい点など、VPN利用でよく覚えるという違和感の報告もありません。

家族や同居人によって複数のデバイスが必要という家庭でも安心して利用できます。

　　

MillenVPN

MillenVPNは日本の会社が運営しているVPNの1つで、海外のVPNは不安という方におすすめです。

月額料金が396円と非常に安く、海外のストリーミングサービスも日本から安心して利用できます。

サーバーを設置している国や台数が少なく、海外のVPNと比べて見劣りする点もありますが、ライセンス契約1つで最大10台までのデバイスを同時接続できます。

出張などで海外に行く機会が多く、そこで日本のストリーミングサービスを利用したいという方にもおすすめです。

　　

VPNを使い日本のテレビを韓国で見る方法を解説

VPNを使い日本のテレビを韓国で見る方法を解説。

基本的に4つのステップで完了します。

簡単に説明すればVPNに接続した状態で該当のサービスにアクセスすれば韓国でも見ることができます。

VPNで日本のサーバーに接続する

次はVPNを起動し、マップから「Japan（日本）」と検索して接続しましょう。

NordVPNなら国名指定で接続する場合、居住地から最も適切なサーバーを自動で選んでくれるので、普通に設定する時より快適なネット環境で視聴できます。

スイカVPNでは起動後にロケーション（接続先）をタップし、サーバーリストの中から日本サーバーを選び、ログインすれば接続できます。

バーメニューの鍵マークが「接続済み」に変わり、その隣で「保護されています」という緑色のメッセージが表示されていれば接続完了です。

NHKプラスにアクセスする

日本のテレビ番組は動画配信サイトで見逃し配信もされているので、そこにアクセスすれば視聴できます。

今回はNHKプラスに接続する方法を例として紹介します。

VPNと接続したままNHKプラスのアプリを開き、トップページから見たいドラマや映画を選べばOKです。

NHKプラスがまだブロックされている場合、ブラウザのCookieやキャッシュをクリアしてからページを更新してください。

これによりVPN使用前のIPアドレスと位置情報が消去され、ジオブロックも解除されるので、制限のない状態でコンテンツを楽しめます。

VPNで日本のテレビに接続できない原因と対処法

VPNサーバーが混雑している

利用中のVPNサーバーが混み合っていると、上手く接続できない可能性が高いです。

特に人気のあるサーバーは大勢のユーザーが同時にアクセスするため、速度が遅くなったり、接続が不安定になりやすいです。

その場合は別の日本サーバーに接続してから再度アクセスすると、日本のテレビが観れる場合があります。

デバイスやネットワークの問題

お使いのデバイスでVPNの起動をうっかり忘れ、サーバー接続や日本のテレビの視聴ができなかったという報告はよく聞かれます。

また日本のテレビの配信に対応していない国のサーバーに接続しても、観れない可能性が高いので気を付けてください。

こうした事態に巻き込まれないよう、接続前にVPNの起動やサーバーの確認をしておきましょう。

VPNが日本の動画配信サービスにブロックされている

日本の動画配信サービスがVPNをブロックしている場合、VPN接続でも視聴できないことがあります。

海外アクセス規制のあるサイトは、VPNサーバーのブロックとブロック解除を繰り返しているため、アクセス規制を厳しくせざるを得ないという事情も関係しているようです。

その場合は別のVPNサービスで再接続すると、観れる可能性があるので試してみてください。

対処法

別のVPNサーバーに接続するか、別のVPNサービスを試してみるのが効果的です。信頼できるVPNサービスは、定期的にサーバーのIPアドレスを更新しているため、ブロックされにくいものを選ぶことが重要です。

　　

無料VPNは速度が遅くセキュリティ面でも危険が多く非推奨

VPNを選ぶ際によく「無料のVPNもあるけれど、それではダメなの？」という質問をいただきます。

無料VPNでも韓国から日本のテレビを視聴することは可能ですが、プライバシーやセキュリティが脆弱のため多くのリスクを伴います。

無料でサービスを利用できるということは、サービス提供者が広告配信を通じて収益化している可能性が高いと考えられます。

広告は、ユーザーインターフェースの視認性を低下させるだけでなく、悪意のある広告であれば通信が追跡されたり、端末がマルウェアに感染したりするリスクもあります。

万が一、盗まれたデータが悪用されると、自社の責任が問われ、クライアントや顧客からの信用を失う危険性もあります。

　　

無料VPNと有料VPNの違い

	無料VPN	有料VPN
通信速度	遅い	高速
通信の安定性	不安定	安定
通信量の制限	制限あり	無制限
セキュリティ	安全性が低いプロトコル	軍事グレードの暗号化
同時接続台数	1台	2台以上～無制限
サーバーの拠点数	少ない（例：数か国のみ）	多い（例：100か国以上）

　　

NHKプラスとは？

NHKプラスの基本情報まとめ

サービス名	NHKプラス
開局日	2020年4月1日
運営会社	NHK（日本放送協会）
公式サイト	https://plus.nhk.jp

NHKプラスは、NHKテレビの地上波放送とインターネットの同時配信を行うサービスです。

地上波放送が困難な地域での放送を補完すべく、NHKが総務省の許可を得た上で開局しました。

24時間の同時配信となっており、総合テレビとEテレで放送されたばかりの番組がすぐに視聴できます。

どの動画でも30～40秒のタイムラグが発生し、災害情報の確認では注意が必要ですが、ドラマを見る際はあまり不自由だと感じないでしょう。

放送終了直後から1週間は見逃し配信も行っており、内容もドラマやニュース、ドキュメンタリーなど非常に豊富です。

　　

日本のテレビを韓国で見る場合によくある質問

韓国から日本のテレビを見るのは違法？禁止されている？

VPN接続は日本と韓国においては合法なので、使っても罰せられる心配はありません。

ただしVPNの利用が違法となる国もあり、日本国外から使う場合は注意した方がいいでしょう。

NHKの本登録を済ませる前に韓国に行った場合はどうすればいい？

韓国でもNHKプラスを利用するには、NHKの放送受信契約及び本登録を日本で済ませる必要があります。

もし済ませていない場合は、視聴できなくなってしまうので気を付けてください。

どうしても本登録前に見たい場合は、日本の家族にNHKプラスのアカウントを作ってもらい、そのアカウント情報を借りるという手段もあります。

実家がNHKに本登録済みなら、NHKプラスの利用で追加料金が発生しないというメリットもあるので、より手軽に利用できるでしょう。

韓国から日本のテレビを見る際に便利なアプリはある？

韓国から日本のテレビを見る際、スマホにダウンロードしておくと便利なアプリがいくつかあります。

その1つが「NHK WORLD JAPAN」で、NHKで放送された番組を全世界同時配信しているのが特徴です。

テレビやラジオで放送された番組はオンデマンド配信もされており、スマホの画面を操作するだけで動画を再生できます。

スマホから見れるだけでなく、Apple TVやAmazon Fire TVなどの端末と接続すれば、テレビでも楽しめます。

日本語のニュースや番組も無料でネット配信されているので、日本の社会情勢を知りたくなった場合でも安心です。

　　

日本のテレビを韓国で見る方法まとめ

本記事では、日本のテレビを韓国で見る方法について紹介しました。

長い海外生活において、日本のテレビを見るのは気分転換にもなるので、仕事や勉強に行き詰った時に見たくなる人も多いです。

VPNで日本サーバーに接続すればジオブロックを解除できるので、韓国にいながらでも好きな日本のドラマを手軽に見れます。

スイカVPNやNordVPNといった有料VPNは、安定した高速通信や高いセキュリティレベルによって、日本のテレビの視聴中も安心して利用できます。

一方、無料VPNは不安定かつ安全性が低いので、利用しない方が好ましいです。

NHKプラスなどの動画配信サービスは日本のテレビ番組を多く取り扱っており、放送されたばかりの最新話も見逃し配信で視聴できます。

NHKプラスはリアルタイム配信こそありませんが、常に24時間の同時配信なので、日本で放送されたばかりの番組がすぐに配信されるのが魅力的です。

動画ごとに発生するタイムラグは30～40秒ですが、ドラマを見るだけならあまり不自由だと感じないでしょう。

また全世界同時配信のNHK WORLD JAPANもあり、スマホで最新のドラマやニュースを確認したい方にはこちらもおすすめです。

VPNで韓国から日本の動画配信サービスにアクセスし、日本のテレビをいつでも見れるようにしましょう。

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